顎関節症と矯正の関係
関節円板の上に下顎の関節頭が乗っかって、下顎が動きます。
かみ合わせが下がったりして関節頭が関節円板から落ちると、関節円板が引っかかるようになり音がしたり最悪顎が開かなくなったりします。
なぜこうなるのか。
顎の位置が変わるからです。
1,片側だけで嚙んでる。
2,頬杖を突く。
3,歯並び
4,加齢により歯がすり減った。
5,歯科治療を受けてかみ合わせが低くなってしまった。
など。
顎の傾きが顔に対してずれてます。歯並びだけを治してもいけません。
また、多くのケースで下顎の関節頭が削れてます。
これにより顎のスムーズな動きが妨げられます。(顎関節症)
ではどうすればよいか。
関節頭を関節円板に乗せることを目指します。
下顎窩と下顎頭の距離がなくなってるのでここにスペースを作る必要があります。
そのためには奥歯のかみ合わせを上げることでそのスペースができます。
歯を動かす矯正治療で治る可能性があります。
矯正治療で頸椎の角度が変わり呼吸がしやすくなったり、頸動脈の流れが良くなったり肩こり頭痛が治ったり良い効果が得られる場合があります。
