アルツハイマー型認知症は歯の数と関係が、、、

大網のみずほ台歯科医院です。 アルツハイマー型認知症が歯の残った数と関連があるのをご存知でしょうか。 NDP(レセプト情報、特定健診等情報データーベース)を分析したところ歯数と医科医療費に相関がみられ 男女ともに19歯以下の方が20歯以上のものに比べて医科医療費が高いことが判明しました。 NDPを活用した令和4年5月の最新の研究報告書によると歯数が少なく欠損が多い人ほどアルツハイマー型認知症のリスクが高いことが分かりました。 20~28本の歯のある方を1とした場合、10~19本の歯がある方は1.11倍、1から9本の歯のある方は1.34倍も医科でこの診断が下りました。 この分析結果から見えてきたのは40~60歳代の働く世代の歯科予防対策が大事で歯の健康寿命を延ばすことが、 アルツハイマー型認知症などの高齢期に起こりやすい病気を防ぐことにつながるということです。 欠損歯が増えてくると(歯の数が減れば)病気の割合が増えます。歯は臓器の一部で義歯(入れ歯)では得難いものがあります。