糖尿病と歯周病の関係

大網の歯医者のみずほ台歯科医院です。 歯周病と糖尿病は密接な関係があります。 「し・め・じ」と「え・の・き」に注意 糖尿病を放っておくとどうなるか。 血糖値が200mg/dl を超えてくると、白血球、体の中の自衛隊(免疫)の働きが悪くなるため、ウイルスや細菌などに感染しやすくなります。 真似から言われてますが歯周病との関係です。 歯肉の中に細菌が感染して慢性的な炎症が起こっているような状況が歯周病です。歯周病になると糖尿病が悪化し、糖尿病があると歯周病になりやすいというデータが出ています。 また、糖尿病には、2つ大きな「合併症」の群があります。 1つ目の群は、「細小血管障害」。 細かい血管に糖の酸化物が詰まって血管障害を起こします。 「細小血管障害」は、神経障害「し」、網膜症「め」、腎症「じ」を引き起こします。 まとめて、「し・め・じ」と呼びます。 2つ目の群は、「大血管障害」。 足の壊疽「え」、脳梗塞「の」、狭心症を伴う心筋梗塞「き」。 この「え・の・き」が起きると致命的になる恐れがあります。 朝、空腹時に測った血糖値が126mg/dl 以上、また食事に関係なく測った血糖値が200mg/dl 以上、この両方を満たした場合は「糖尿病」の確定診断となります。 歯周病を治すことで糖尿病の数値の改善が期待できますので、治療とメンテナンスは大事だと思います。