矯正のインビザライン(マウスピース矯正)について

大網の歯医者のみずほ台歯科医院です。 インビザラインを希望する方が増えてきました。 インビザラインの最大の欠点は取り外しができるので使わなければ全く効果がありません。 その点ワイヤーは本人の意思に関係なく歯に張り付いてるのでしっかり動くことが多いです。   ただし、インビザラインの利点はたくさんあります。 目立たない。歯磨きしやすい。異物感が少ない。症例によりワイヤーより短期間で終了する。診療時間が短い。 仕上がりのイメージがグラフィックで確認できる。抜歯しないでできるケースが増える。などなど上げればきりがありません。 もちろんワイヤーが得意な症例、苦手な症例、インビザラインが得意な症例、苦手な症例がありますが適応症を選べば問題ありません。 どちらがよいでしょうか。 歯磨きしやすいので矯正中の虫歯にもなりにくいです。 ほとんど付けてることがわかりません。 またiteroという最新の口腔内スキャナーを導入し、型取るときの気持ち悪さも軽減してます。 「iTero element(アイテロ エレメント)」でスキャンしたデータを、インビザラインの独自のソフトを用いて、治療中から治療後までシミュレーション可能です。 当医院のスタッフもワイヤーで最初行ってインビザラインに切り替えたらワイヤーに戻りたくないと 言ってます。 またアメリカでは2回目、3回目の矯正は当たり前です。 日本では矯正は1回と思われてる方が多いようです。 これはきちんとした情報が伝わってないと思います。 髪の毛が加齢ともに白髪になり、肌にしわができるように歯もすり減ります。 力を受ければ動きますし、歯周病になる方もいます。 生理的な変化は誰にも止められません。 歯の動きの1年以内の乱れは後戻り、1年以上は生理的変化と考えていただきたいと思います。 もちろんリテーナーという後戻りを防ぐ器具を使ってることが前提です。 少しの乱れも嫌だと思われるならパジャマと同じように夜間リテーナーを使っていただくことをお勧めします。