シニア１０００人のアンケート（５５~７４歳の男女に今公開してるのとをアンケート）が載ってました。 この年代の方は、お口の中のトラブルが自覚できる年代だと思います。 なかなか痛みがなければ、面倒だとか痛い思いをするのではないかと思い歯科医院を敬遠してしまうと思います。 ただ、自覚症状がないと大丈夫じゃないところが他の体の部分と同じです。 基本は歯ブラシですが、よくお話しする「歯磨きは歯に付着してる細菌を落とすもので、目に見える汚れを落とすものではありません。」 「磨いてるのと磨けてるのは違います。磨くポイントを押さえていただかないと歯周病や虫歯になります。」 皆さん歯を磨かなくてはいけないことはお分かりになってると思いますが、なかなか難しいものです。 これも一般に知られるようになってきましたが、歯周病になると歯肉が腫れて炎症を起こし、それが血管に入り全身に巡り プラークとなり（汚れ）詰まります。 その結果その先に栄養が行かなくなり細胞が死んでしまいます。 いわゆる梗塞です。 それが脳に行けば脳梗塞、心臓に行けば心筋梗塞なります。 お口の中を清潔にしないと、飲み込んだ時に歯周病菌が肺に入れば日本人の死因の第３位の誤嚥性肺炎になります。 頑張って健康寿命を延ばしましょう。